老人介護施設で働いている高橋さんは自身の働いている職場で、
同じような毎日を過ごしている利用者さんに笑顔になってもらうにはどうしたらよいかと思っていたそうです。
「長年介護施設で勤務していると、
施設を利用しているおじいちゃん、おばあちゃんたちは
毎日同じ生活の流れの日々を過ごしていると認知症が進んでしまったり、
笑顔や会話が少なくなってしまいます。
とくにコロナの影響でご家族様とも面会する時間や回数が減り
本当に寂しい思いをしていらっしゃいます。
私たち施設のスタッフは利用者様に喜んでもらうために
何かできることがないか色々考えていました。
その時に、福祉フラワーサポーターの方が
【笑顔の贈り物】という福祉施設にフラワーレクリエーションを
無償で開催してくれるという企画を知り、応募させていただきました。
たった10分~15分ほどのフラワーレクリエーションでしたが、
お花をアレンジした利用者さんたちが驚くほど喜んでくれて、嬉しそうに自分の部屋にお花を持って帰っていきました。
普段あまり笑顔をみせない方が笑っていたり、
認知症の方が昔の話を思い出してしてくれたり、
使用した花の歌を歌い始めたりと、スタッフみんな本当に驚きました。
コミュニケーションフラワーの可能性をとても感じました。
利用者さんだけでなく、スタッフもお花に癒され職場の雰囲気もよくなりました。
自分の施設でもフラワーレクリエーションを定期的に開催したいと思い、
福祉フラワーサポーターの講座を受講しました。
講座の内容は、ただのフラワーアレンジの技術だけでなく、
花と色が脳や身体、心に与える影響や、家族・職場などで使える
良好コミュニケーションの取り方も教えていただきました。
認知症の方へのかかわり方やフラワーレクリエーションで気を付けることなどもわかりやすかったです。
小さい子供やお年寄りでも簡単に短時間でかわいい作品が作れるものを学べたので
フラワーデザインの知識がない私でも取り組みやすかったです。
今では3か月に1度のペースですがフラワーレクリエーションを施設で開催し喜んでいただいてます。
今後は毎月1回のペースで出来たらいいなと思っています。
ゆくゆくは、自分の働いている施設だけでなく他の施設にも訪問しフラワーレクリエーションをして
沢山の方に喜んでいただきたいです。」
高橋さんのような介護士さんが沢山増えれば
日本の介護施設の現状も変わっていきますね!!
私どもも介護フラワーを通じて
もっともっとたくさんの施設様に届けていきたます!